日本語編集

発音編集

た↗ さん
  • IPA: [takɯ́(_̊)sáɴ́]
  • X-SAMPA:/takM_H(_0)sa_HN\_H/

形容動詞編集

たくさん いずれも当て字】

  1. 多いさま。
    • ある日のこと、汽車が重い荷物や、たくさんな人間を乗せて過ぎていきましたときに、レールのある部分に傷がついたのであります。(小川未明「負傷した線路と月」)〔1925年〕[1]
    • 伝兵衛はその岩の上へあがって往って網を投げたが、その網にはたくさんな魚が入っていた。(田中貢太郎「亀の子を握ったまま」)〔1938年〕[2]
  2. 十分である様子。十分すぎる様子。それ以上は要らないさま。

活用編集

たくさん-だ 形容動詞活用表日本語の活用
ダ活用
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 仮定形 命令形
たくさん だろ だっ

なら (無し)
各活用形の基礎的な結合例
意味 語形 結合
推量・意志 たくさんだろう 未然形 +
過去・完了 たくさんだった 連用形 +
否定形 たくさんでない 連用形 + ない
自動詞化 たくさんになる 連用形 + なる
言い切り たくさんだ 終止形のみ
名詞化 たくさんなこと 連体形 + こと
仮定条件 たくさんならば 仮定形 +
様態 たくさんそうだ 語幹 + そうだ

語源編集

  • 「語源未詳」(三省堂:金田一「新明解国語辞典」(1979))

翻訳編集

(語義1)

(語義2)

副詞編集

たくさん いずれも当て字】

  1. 数多く。いっぱい

翻訳編集

関連語編集

編集

  1. 青空文庫(2017年9月24日作成)(底本:「定本小川未明童話全集 4」講談社、1977年C第2刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/001475/files/52986_62848.html 2020年3月2日参照。
  2. 青空文庫(2010年10月20日作成)(底本:「伝奇ノ匣6 田中貢太郎日本怪談事典」学研M文庫、学習研究社、2003年10月22日初版)https://www.aozora.gr.jp/cards/000154/files/45553_41062.html 2020年3月2日参照。