日本語 編集

名詞1 編集

なか

  1. なにかによって形成された空間、または仮想的に空間とみなされるものの内側内部
    1. 部屋の内部。建物の内部。
      • にお入り下さい。
    2. 組織、団体などの内部。
      • の人(=内部関係者)
    3. 膣内。 
  2. 内部にあるもの。内容物中身
  3. 事物ついて限定された範囲
    • このでは一番背が高い。
  4. (「AのなかのA」の形で)とりわけすぐれたもの。
    • 男のの男
  5. ある空間内の中央部中央付近
  6. 二つ出来事、事物の
  7. 三つあるものの内の二番目
  8. 中程度中流レベル
  9. 最中ただなか状況。接続助詞的にも用いられる。
  10. 符丁江戸期から昭和終戦直後頃までの遊郭街、特に吉原大坂の新町の異称。

発音(?) 編集

東京アクセント 編集

ナ↘カ

京阪アクセント 編集

ナ↗カ

語源 編集

語義10
女郎などが逃げられないよう堀などに囲まれた「なか」にあることから。同義語:くるわ

名詞2 編集

なか

  1. 人間同士、または生物同士関係間柄
    • 仲がいい。仲が悪い。仲違い。仲直り。
    • 小学校も一しょ、商業学校も一しょ、竹馬の友、助け助けられ、女房にはナイショのことも六人だけは打ちあけて、持ちつ持たれつの仲じゃないか。それだけの仲なればこそ、ずいぶんイタズラもやってきましたよ。(坂口安吾『ニューフェイス』)

発音(?) 編集

東京アクセント 編集

ナ↘カ

京阪アクセント 編集

ナ↗カ