のぼせる

日本語

動詞: 上せる

のぼせる【上せる】

1. （議題などとして）上らせる。
2. 意識に浮かばせる。
3. 料理を食卓にのせる。
4. 上演されるようにする。
5. （記録として）書き記す。
6. (古用法) 高い所へ上げる。
7. (古用法) 上流に進める。
8. (古用法) 煽てる。

動詞: 逆上せる

のぼせる【逆上せる・熱衷せる】

1. 頭に血が上る。ぼうっとする。
2. 理性を失う。
3. 夢中になる。
4. 思い上がる。

活用

活用と結合例

のぼ-せる 動詞活用表（日本語の活用）

サ行下一段活用
語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	仮定形	命令形
のぼ	せ	せ	せる	せる	せれ	せろ せよ

各活用形の基礎的な結合例

意味	語形	結合
否定	のぼせない	未然形 + ない
意志・勧誘	のぼせよう	未然形 + よう
丁寧	のぼせます	連用形 + ます
過去・完了・状態	のぼせた	連用形 + た
言い切り	のぼせる	終止形のみ
名詞化	のぼせること	連体形 + こと
仮定条件	のぼせれば	仮定形 + ば
命令	のぼせろ のぼせよ	命令形のみ

古典日本語

動詞: 上せる

のぼせる【上せる】

1. （現代日本語に同じ）高い所へ上げる。移動させる。
2. （現代日本語に同じ）上流に進める。
3. （現代日本語に同じ）煽てる。
4. 貴人の元に来させる。

動詞: 逆上せる

のぼせる【逆上せる】

1. （現代日本語に同じ）頭に血が上る。ぼうっとする。
2. （現代日本語に同じ）夢中になる。