【居る、踞る】
- 滞在する。
- じっとしている。
- 座る。
- 「居眠り」は「座ったまま眠ること」、「居ながらにして」は「座ったままで」、「居ても立ってもをられず」は「座っていても立っていても落ち着かない」が元来の意味。
- 怪しがりて、寄りて見るに、筒の中光りたり。それを見れば、三寸ばかりなる人、いとうつくしうてゐたり。(竹取物語)
- 不思議に思って、近寄ってみてみると、筒の中が光っていた。それを見ると、3寸ほどの人が、大変かわいらしく座っていた。
- 位に就く
【率る/将る】
- 伴う。
- 草枕旅には妻はゐたれども匣(くしげ)の内の珠をこそ思へ (万葉集 04/0635)
- 旅に妻を連れてきてはいるけれど、私は匣の中の珠こそを大事に思っているのですよ。
- 持参する。
- (軍隊や組織を)率いる。