日本語

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この単語の漢字
げん
第六学年
せん
第四学年
音読み

発音

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名詞

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(げんせん)

  1. 厳しい基準手続きによって選ぶこと。
    • 私は及ばずながらもこの理想を実現しようと心がけ、一般単行本に対するよりも、さらに厳粛なる態度をもって文庫の出版に臨んだ。文庫の編入すべき典籍の厳選はもちろん、編集、校訂、翻訳等、その道の権威者を煩わして最善をつくすことに人知れぬ苦心をしたのである。(岩波茂雄「岩波文庫論」)〔1938年〕[2]

類義語

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動詞

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する (げんせんする)

  1. 厳しい基準手続きによって選ぶ
    • 小生は、公の機関で、ひとつ、模範的なアパートあるいは集団住宅の設計と建設を思い立ち、志望者を募つて、これを厳選したうえ、徹底的な住生活改革の先駆運動に乗り出してほしいと思つています。(岸田國士「S夫人への手紙」)〔1948年〕[3]

活用

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  1. 大辞林松村明 編、三省堂、2019年、第4版。 ISBN 4-385-13906-7
  2. 青空文庫(2009年3月23日作成)(底本:「出版人の遺文 岩波書店 岩波茂雄」栗田書店、1969年2月11日第2刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/001119/files/49433_34736.html 2018年10月17日参照。
  3. 青空文庫(2010年7月1日作成、2011年5月30日修正)(底本:「岸田國士全集27」岩波書店、1991年12月9日)https://www.aozora.gr.jp/cards/001154/files/44750_39637.html 2019年7月6日参照。