弱 肉 強 食 (じゃくにくきょうしょく)
- 弱い者が強い者の犠牲になるような、実力の違いが、そのまま結果に違いを生ずる闘争状態の世界。
- 鰯が鯨の餌食となり、雀が鷹の餌食となり、羊が狼の餌食となる動物の世界から進化して、まだ幾万年しかへていない人間社会にあって、つねに弱肉強食の修羅場を演じ、多数の弱者が直接・間接に生存競争の犠牲となるのは、目下のところやむをえぬ現象で、天寿をまっとうして死ぬというねがいは、無理ならぬようで、その実、はなはだ無理である。(幸徳秋水『死刑の前』)
- 韓愈『送浮屠文暢師序』中の句「夫獸深居而簡出。懼物之為己害也。猶且不脫焉。弱之肉、強之食。」より。
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
意味 |
語形 |
結合
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否定 |
弱肉強食しない |
未然形 + ない
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否定(古風) |
弱肉強食せず |
未然形 + ず
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自発・受身 可能・尊敬 |
弱肉強食される |
未然形 + れる
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丁寧 |
弱肉強食します |
連用形 + ます
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過去・完了・状態 |
弱肉強食した |
連用形 + た
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言い切り |
弱肉強食する |
終止形のみ
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名詞化 |
弱肉強食すること |
連体形 + こと
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仮定条件 |
弱肉強食すれば |
仮定形 + ば
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命令 |
弱肉強食しろ 弱肉強食せよ |
命令形のみ
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活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
意味 |
語形 |
結合
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推量・意志 |
弱肉強食だろう |
未然形 + う
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過去・完了 |
弱肉強食だった |
連用形 + た
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否定形 |
弱肉強食でない |
連用形 + ない
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自動詞化 |
弱肉強食になる |
連用形 + なる
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言い切り |
弱肉強食だ |
終止形のみ
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名詞化 |
弱肉強食なこと |
連体形 + こと
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仮定条件 |
弱肉強食ならば |
仮定形 + ば
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様態 |
弱肉強食そうだ |
語幹 + そうだ
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弱 肉 強 食(ruòròuqiángshí 簡体:弱肉强食)
- (日本語に同じ)