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梟雄
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目次
1
日本語
1.1
発音
1.2
名詞
1.2.1
出典
1.2.2
類義語
日本語
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この単語の
漢字
梟
雄
きょう
表外漢字
ゆう
常用漢字
音読み
発音
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(
東京式
)
きょ
ーゆう
[kyòóyúú]
(
平板型
– [0])
IPA
(
?
)
:
[kʲo̞ːjɯ̟ᵝː]
名詞
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梟
雄
(
きょうゆう
)
残忍
で
強い
英雄
。「梟」は「
猛々しい
」「悪くて強い」の意。
古来
英雄
と
称
するものは
大抵
奸雄
、梟雄、
悪雄
の
類
である(
佐藤紅緑
『
ああ玉杯に花うけて
』)
「
つまり
、
誰
か、
この
わし
を
蹴落そ
うという
不逞
の
部下
が
居
て、わしに
相談
も
し
ない
で
敵
を
攻め
ているのではなかろうか。
そいつ
は、恐るべき梟雄である!」(
海野十三
『
二、〇〇〇年戦争
』)
出典
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『
三国志
』
巻54・「呉書」周瑜魯粛呂蒙伝第9・周瑜伝
【白文】
備詣京見權、瑜上疏曰、「劉備以
梟雄
之姿、而有關羽張飛熊虎之將。必非久屈爲人用者(略)」。
【訓読文】
備
、京に
詣
(
まう
)
で
権
に
見
(
まみ
)
ゆるに、
瑜
上疏
して
曰く
、「劉備、
梟雄
の
姿
(
し
)
を
以て
、
関羽
・
張飛
の
熊虎
の
将
有り
。
必ず
久しく
屈して
人
の
用ゐる
ところと
為る
者
に
非ず
(略)」と。
【現代語訳】
劉備が京(
呉
の都・
鎮江
)に参上して孫権に目通りした際、周瑜は
上書
して言った、「劉備は
梟雄
としての趣を備え、しかも関羽や張飛といった勇猛な将を抱えております。決していつまでも膝を屈して他人に使役されるような者ではございません(略)」。
類義語
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奸雄
、
姦雄