たしなむ

日本語

語源

古典日本語「たしなむ」

発音

• (東京式) たしな​む [tàshínáꜜmù] (中高型 – [3])
• IPA^(?): [ta̠ɕina̠mɯ̟ᵝ]
• (京阪式) たしなむ

動詞

たしなむ【嗜む】

1. 好んで親しむ。
2. 芸事などを身に付ける。
3. (古用法) 万一に備えて用意しておく。
4. 慎む。

活用

活用と結合例

たしな-む 動詞活用表（日本語の活用）

マ行五段活用
語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	仮定形	命令形
たしな	ま も	み ん	む	む	め	め

各活用形の基礎的な結合例

意味	語形	結合
否定	たしなまない	未然形 + ない
意志・勧誘	たしなもう	未然形音便 + う
丁寧	たしなみます	連用形 + ます
過去・完了・状態	たしなんだ	連用形音便 + だ
言い切り	たしなむ	終止形のみ
名詞化	たしなむこと	連体形 + こと
仮定条件	たしなめば	仮定形 + ば
命令	たしなめ	命令形のみ

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古典日本語

動詞:嗜

たしなむ【嗜む】

1. （現代語に同じ）たしなむ。

たしな-む 動詞活用表（日本語の活用）

マ行四段活用
語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	已然形	命令形
たしな	ま	み	む	む	め	め

諸言語への影響

• 現代日本語: たしなむ

動詞:窘

たしなむ【窘む、困む】

1. （上代語）苦（くる）しむ。困窮する。

たしな-む 動詞活用表（日本語の活用）

マ行四段活用
語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	已然形	命令形
たしな	ま	み	む	む	め	め

たしなむ【窘む、困む】

1. 苦（くる）しめる。

たしな-む 動詞活用表（日本語の活用）

マ行下二段活用
語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	已然形	命令形
たしな	め	め	む	むる	むれ	めよ

諸言語への影響

• 現代日本語: たしなめる