古典日本語「にごる」
にごる【濁る】
- 液体・気体などに他の物質が混じって透明でなくなる。
- 色・音などが鮮明でなくなる。
- 邪心が生じる。
- 濁点を打つ。濁音となる。
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
意味 |
語形 |
結合
|
否定 |
にごらない |
未然形 + ない
|
意志・勧誘 |
にごろう |
未然形音便 + う
|
丁寧 |
にごります |
連用形 + ます
|
過去・完了・状態 |
にごった |
連用形音便 + た
|
言い切り |
にごる |
終止形のみ
|
名詞化 |
にごること |
連体形 + こと
|
仮定条件 |
にごれば |
仮定形 + ば
|
命令 |
にごれ |
命令形のみ
|