みす 、 ミス 、および ミズ も参照。

日本語 編集

名詞:水 編集

みず、歴史的仮名遣い:みづ

  1. 水素原子 2: 酸素原子1 の割合で化合した物質。一般には液体の状態のものを指す。
  2. 語義1のうち、混合物がほとんどなく飲用に供するもの。一般に無償で得ることができるものとして意識され、貧困象徴とされる。また、人為を加えていないものの、象徴ともされる。
  3. 語義1のうち、混合物がほとんどなく温度の低いもの。
    • 対義語:
    • 水風呂
    • 湯にしてやや冷を帯ぶるものを見、これを指してなりといい、にして少しく熱を含むものを見、これを指して湯なりという、ここにおいて庸俗の徒ははなはだ惑う。湯の微熱なるものとの微冷なるものとはほとんど相近し、しかれどもはすなわちたり、湯はすなわち湯たり、これを混同するはそのはじめを極めざるがゆえのみ。(陸羯南『近時政論考』)
  4. 一般に液状のもの。
  5. 体液
  6. (「水が出る」の形で)洪水出水大水おおみず
    • 「昨日の雨で、少し水が出たようでございますが、ナーニ、このくらいなら大したことはございません、川留めになるようなことはございません」(中里介山大菩薩峠』)
  7. (「水に流す」の形で)何かを無かったことにするもの。
    • 「すみません、と一言いいさえすれば、水に流そうと思って、みなさん待ちかねていたのさ。誰だって、魔がさすことがあらアな」(坂口安吾『街はふるさと』)

複合語 編集

成句 編集

翻訳 編集

名詞:針孔 編集

みず

  1. 縫い針通す

名詞:瑞 編集

みず

  1. みずみずしいこと。