ほくそえむ【ほくそ笑む・北叟笑む】
- 思い通りに事が進み、しめしめと一人で笑う。
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
意味 |
語形 |
結合
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否定 |
ほくそえまない |
未然形 + ない
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意志・勧誘 |
ほくそえもう |
未然形音便 + う
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丁寧 |
ほくそえみます |
連用形 + ます
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過去・完了・状態 |
ほくそえんだ |
連用形音便 + だ
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言い切り |
ほくそえむ |
終止形のみ
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名詞化 |
ほくそえむこと |
連体形 + こと
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仮定条件 |
ほくそえめば |
仮定形 + ば
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命令 |
ほくそえめ |
命令形のみ
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一説に、「ほくそ」は「北叟」が転じたもの。北叟とは、「塞翁が馬」の塞翁のことで、その塞翁が嬉しい時も心配する時も少し笑ったということから。