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目次
1
日本語
1.1
語源
1.2
発音
1.3
動詞
1.3.1
関連語
2
古典日本語
2.1
語源
2.2
発音
2.3
動詞
2.3.1
活用
2.3.2
派生語
2.3.3
諸言語への影響
日本語
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語源
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古典日本語
「
やどる
」 < 「
や
」(屋) + 「
とる
」(取る)
発音
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(
東京式
)
や
ど
る
[yàdóꜜrù]
(
中高型
– [2])
IPA
(
?
)
:
[ja̠do̞ɾɯ̟ᵝ]
(
京阪式
)
やどる
動詞
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やどる
【
宿
る
】
宿
を
借りる
、
逗留
する。
雨宿り
夜軽井沢の油屋に
やどる
。(
森鴎外
『みちの記』)
寄り付く、
とどまる
。
正直の頭に神宿る
童女よ、坐れ、むらさきのまつげに
やどる
露ならば。(
北原白秋
『海豹と雲』)
姿や思いなどが心に止まる。
この日頃ひそかに胸に
やどり
たる悔ありわれを笑はしめざり(
石川啄木
)
寄生
する。
やどりぎ
子が
母胎
に
はらま
れる
。
盗人たちは、それを見ると、ますます何かとはやし立てて、腹の子の親さえ知らない、
阿呆
な彼女をあざわらった。が、阿濃は
胎児
が次郎の子だという事を、かたく心の中で信じている。そうして、自分の恋している次郎の子が、自分の腹に
やどる
のは、当然な事だと信じている。(
芥川龍之介
『偸盗』)
活用と結合例
やど-る 動詞活用表
(
日本語の活用
)
ラ行五段活用
語幹
未然形
連用形
終止形
連体形
仮定形
命令形
やど
ら
ろ
り
っ
る
る
れ
れ
各活用形の基礎的な結合例
意味
語形
結合
否定
やどらない
未然形 +
ない
意志・勧誘
やどろう
未然形音便 +
う
丁寧
やどります
連用形 +
ます
過去・完了・状態
やどった
連用形音便 +
た
言い切り
やどる
終止形のみ
名詞化
やどること
連体形 +
こと
仮定条件
やどれば
仮定形 +
ば
命令
やどれ
命令形のみ
関連語
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他動詞:
やどす
古典日本語
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語源
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「
や
」(屋) + 「
とる
」(取る)
発音
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三拍動詞二類
(
?
)
連体形
(
平安時代
)やど
る
(
南北朝時代
)
や
ど
る
(
室町時代
)
や
どる
(
江戸時代
)
や
どる
動詞
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やどる
【
宿
る
】
泊
(
と
)
まる
。
宿泊
する。
留
(
とど
)
まる
。
寄生
する。
活用
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やど-る 動詞活用表
(
日本語の活用
)
ラ行四段活用
語幹
未然形
連用形
終止形
連体形
已然形
命令形
やど
ら
り
る
る
れ
れ
派生語
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やどり
諸言語への影響
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現代日本語:
やどる