わきまえる

日本語

語源

古典日本語「わきまふ」

発音

• (東京式) わきまえ​る [wàkímáéꜜrù] (中高型 – [4])
• (東京式) わきま​える [wàkímáꜜèrù] (中高型 – [3])
• IPA^(?): [ɰᵝa̠kʲima̠e̞ɾɯ̟ᵝ]
• (京阪式) わきまえる

動詞

わきまえる【弁える】

1. 物事や善悪の区別をする。
2. 道理などをこころえ、それに従って行動する。特に控えめに行動する。

活用

活用と結合例

わきま-える 動詞活用表（日本語の活用）

ア行下一段活用
語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	仮定形	命令形
わきま	え	え	える	える	えれ	えろ えよ

各活用形の基礎的な結合例

意味	語形	結合
否定	わきまえない	未然形 + ない
意志・勧誘	わきまえよう	未然形 + よう
丁寧	わきまえます	連用形 + ます
過去・完了・状態	わきまえた	連用形 + た
言い切り	わきまえる	終止形のみ
名詞化	わきまえること	連体形 + こと
仮定条件	わきまえれば	仮定形 + ば
命令	わきまえろ わきまえよ	命令形のみ

使用例

語義1: ＜区別する＞

• 善悪をわきまえる

語義2: ＜道理を心得る＞

• 分（ぶ）を弁える
• 身の程を弁える
• 身分を弁える
• 礼儀を弁える

翻訳

語義1:

• 「区別する」を参照。

関連語

• わきまえ