あらむしろ

日本語

発音

• (東京式) あらむ​しろ [àrámúꜜshìrò] (中高型 – [3])
• IPA^(?): [a̠ɾa̠mɯ̟ᵝɕiɾo̞]

名詞

あらむしろ【粗莚 / 荒筵】

1. 織り目の粗い筵（むしろ）。
   • そこの土間には荒筵が敷かれてあった。（岡本綺堂『半七捕物帳』）
   • 柱は竹を堀り立てたばかり、屋根は骨ばかりの障子に荒筵をかけたままで、人の住むとも思われぬが、内を覗いてみると、船板を並べた上に、破れ蒲団がころがっている。（寺田寅彦『嵐』）