いなせ【鯔背】
- (主に東京方言・江戸弁)若く男気があり粋であること。心意気のあること。また、その人。
江戸日本橋魚河岸の若者が髷を「鯔背銀杏(いなせいちょう。形が鯔の背鰭に似た髷)」 に結っていたところからともいわれる。
いなせ【鯔背】
- 若く男気があり粋であるさま。心意気のあるさま。
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
意味 |
語形 |
結合
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推量・意志 |
いなせだろう |
未然形 + う
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過去・完了 |
いなせだった |
連用形 + た
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否定形 |
いなせでない |
連用形 + ない
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自動詞化 |
いなせになる |
連用形 + なる
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言い切り |
いなせだ |
終止形のみ
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名詞化 |
いなせなこと |
連体形 + こと
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仮定条件 |
いなせならば |
仮定形 + ば
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様態 |
いなせそうだ |
語幹 + そうだ
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