古典日本語「おくる」(後る)
- (東京式) おくれる [òkúrérú] (平板型 – [0])
- IPA(?): [o̞kɯ̟ᵝɾe̞ɾɯ̟ᵝ]
- (京阪式) おくれる
おくれる【遅れる・後れる】
- ある物が他の物より後になる。
- 進み方が標準より遅い状態になる。
- ある一定の時刻より遅くなる。予定した期限に間に合わなくなりそうになる。
- 世の動きなどに取り残される。
- 親しい人に先立たれ、自分は生き残る。
- 気おくれする。臆する。
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
意味 |
語形 |
結合
|
否定 |
おくれない |
未然形 + ない
|
意志・勧誘 |
おくれよう |
未然形 + よう
|
丁寧 |
おくれます |
連用形 + ます
|
過去・完了・状態 |
おくれた |
連用形 + た
|
言い切り |
おくれる |
終止形のみ
|
名詞化 |
おくれること |
連体形 + こと
|
仮定条件 |
おくれれば |
仮定形 + ば
|
命令 |
おくれろ おくれよ |
命令形のみ
|
- おくるの可能動詞。