古典日本語「とがむ」 < 「とが」(咎)
- (東京式) とがめる [tògáméꜜrù] (中高型 – [3])
- IPA(?): [to̞ɡa̠me̞ɾɯ̟ᵝ]
- (京阪式) とがめる
とがめる【咎める】
- 過ち・欠点などを取り上げて責める。
- 怪しく思い尋ねる。
- 傷や腫物をいじり却って悪くする。
- 罪の意識などを感じ気が進まない。
- (将棋) 相手の緩手を見逃さず攻める。
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
意味 |
語形 |
結合
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否定 |
とがめない |
未然形 + ない
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意志・勧誘 |
とがめよう |
未然形 + よう
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丁寧 |
とがめます |
連用形 + ます
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過去・完了・状態 |
とがめた |
連用形 + た
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言い切り |
とがめる |
終止形のみ
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名詞化 |
とがめること |
連体形 + こと
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仮定条件 |
とがめれば |
仮定形 + ば
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命令 |
とがめろ とがめよ |
命令形のみ
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