下記 (かき)
- 文書において、後続するある部分。
- 1934年、夢野久作「梅津只圓翁伝」[1]
- 隠れたる偉人、梅津只圓翁の略歴は下記の通りである。
- 2019年、水上茂樹訳、アーサー・ヒル・ハッサル「食品とその混ぜ物処理」[2]
- 下記はロンドンの幾つかのポーター醸造者およびパブから得たロンドンのスタウトおよびポーターの標品について行った分析によって到達した結論である。
- 「下」は「後に」の意味であるので、文書が縦書きか横書きであるかに関わらず用いられる。
- 公的な文書においては、しばしば、「記」から「以上」で囲まれる一群の文書に対するもののみを指し、定義の意味では「以下(に記す)」等を用いる。
下記する (かきする)
- (他動詞) 後続して記す。
- 2006年、環境省自然環境局総務課動物愛護管理室「特定外来生物・特定(危険)動物へのマイクロチップ埋込み技術マニュアル」[3]
- 注射麻酔に使われる薬剤と投与量について動物種別に下記する。
- 2018年、子ども家庭局子育て支援課健全育成推進室「第5回専門委員会における議論の補足資料」[4]
- 調査結果については、厚生労働科学研究報告書(平成 22 年度及び平成 24 年度)に記載されているので、ここでは、主要な点だけを下記する。
各活用形の基礎的な結合例
意味 | 語形 | 結合 |
否定 |
下記しない |
未然形 + ない |
否定 |
下記せず |
未然形 + ず |
自発・受身 可能・尊敬 |
下記される |
未然形 + れる |
丁寧 |
下記します |
連用形 + ます |
過去・完了・状態 |
下記した |
連用形 + た |
言い切り |
下記する |
終止形のみ |
名詞化 |
下記すること |
連体形 + こと |
仮定条件 |
下記すれば |
仮定形 + ば |
命令 |
下記せよ 下記しろ |
命令形のみ |
下 記(xià jì 簡体字:下记)
- (古語)上位者から下位者に下す文書。