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大愚
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目次
1
日本語
1.1
名詞
1.1.1
発音
(?)
1.1.2
関連語
2
脚注
日本語
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名詞
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大
愚
(たいぐ)
大い
に
愚か
なこと
[
1
]
。また、その
人
。
知其愚者、非
大愚
也。知其惑者、非大惑也。大惑者、終身不解。
大愚
者、終身不靈。
其の
愚
を
知る
者
は、
大愚
に
非ざる
なり。其の
惑
を知る者は、大惑に非ざるなり。大惑なる者は
終身
解せず、
大愚
なる者は終身
霊
(
あきらか
)
ならず。(『
荘子
』
天地篇第12
)
己
の愚かさを知る者は
大愚
ではない。己の惑いを知る者は大惑ではない。大惑である者は
死ぬ
まで理解しないし、
大愚
である者は死ぬまで気付かない。
「
大賢
は
大愚
に
近し
」とも
いい
ます
。
眼から鼻へぬける
鋭
さ
、
賢
さも、
もちろん
必要
でしょう。
だが
、
そこ
には
ぜひとも
「
愚
」が
ほしい
のです、「
鈍
」が必要です。(
高神覚昇
『
般若心経講義
』)
自分
を
謙っ
ていう語。
江戸時代
の
仏僧
・
良寛
(
1758年
-
1831年
)が自らを「大愚」と
号
した例が著名。
発音
(
?
)
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た↘いぐ
関連語
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対義語:
大賢
脚注
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↑
上田万年
、
松井簡治
『大日本国語辞典』 金港堂書籍、第3巻、1917年12月4日、紙面363ページ、デジタル185ページ、全国書誌番号:
43022818
、国立国会図書館デジタルライブラリー pid
954647/185