日本語編集

この単語の漢字
かつ
第二学年
どう
第三学年
漢音 慣用音

発音編集

名詞編集

(かつどう)

  1. 自然界の事物などが活発な動きを見せること。
    • 1946年、中谷宇吉郎「天地創造の話」[1]
      七月に入って、活動はますます激しくなって来た。山は地の底から生い出るように、どんどん隆起して来る。
  2. 生物やその器官組織などが生命維持などのために働くこと。
  3. 元気よく動きはたらくこと。目的のために積極的行動すること。
    • 1941年、三木清「読書遍歴」[2]
      中にも和辻哲郎氏の活動が私ども一般の青年には際立って見えた。
  4. 映画古い言い方である活動写真
    • 1928年、夢野久作「人の顔」[3]
      母親は早速それをチエ子に着せて、自分も貴婦人みたようにケバケバしく着飾って、四谷へ活動を見に連れて行った。
    • 1936年、海野十三「雷」[4]
      「なるほど。……して、その活動は誰が撮るのですか」「それは私です。私只一人が、あの櫓にのぼって撮ります」

派生語・複合語編集

翻訳編集

諸言語への影響編集

  • パラオ語: katsudo

動詞編集

する (かつどうする)

  1. (自動詞) 自然界の事物などが活発な動きを見せる。
    • 1929年、寺田寅彦「化け物の進化」[5]
      この前後伊豆大島火山が活動していた事が記録されているが、この時ちょうど江戸近くを通った台風のためにぐあいよく大島の空から江戸の空へ運ばれて来て落下したものだという事がわかる。
  2. (自動詞) 生物やその器官組織などが生命維持などのために働く。
  3. (自動詞) 元気よく動きはたらく。目的のために積極的行動する。
    • 1921年、与謝野晶子「文化学院の設立について」[6]
      また職業婦人として経済的に独立する女子、家庭に入って愛と聡明とに富んだ新時代の妻となり母となる女子も出るでしょう。また学界に、政界に、社会改造運動に、男子と並んで活動する女子も出るでしょう。
    • 1938年、宮本百合子「文学の流れ」[7]
      経済的な点で、作家として食えるか食えないかということであれば、明治大正から現代にかけて活動している作家の殆ど皆が、あやうい綱をわたって来ているのである。

活用編集

翻訳編集


中国語編集

発音(?)編集

  • ピンイン: huódòng
  • 注音符号: ㄏㄨㄛˊ ㄉㄨㄥˋ
  • 広東語: wut6dung6
  • 閩南語: hoa̍t-tōng, oa̍h-tāng
  • 客家語: fa̍t-thung

名詞編集

  (簡): 活动

  1. 活動
  2. うご

動詞編集

活 動(簡): 活动

  1. 活動する
  2. うご
  3. うごかす

朝鮮語編集

名詞編集

활동

  1. (日本語に同じ)活動

ベトナム語編集

名詞編集

hoạt động

  1. (日本語に同じ)活動

編集

  1. 青空文庫(2016年6月10日作成)(底本:「中谷宇吉郎集 第五巻」岩波書店、2001(平成13)年2月5日第1刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/001569/files/57309_59652.html
  2. 青空文庫(2007年1月7日作成)(底本:「現代日本思想大系 33」筑摩書房 、1975(昭和50)年5月30日初版第14刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/000218/files/46220_25754.html
  3. 青空文庫(2000年7月4日公開、2014年1月17日修正)(底本:「夢野久作全集3」ちくま文庫、筑摩書房、1992(平成4)年8月24日第1刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/000096/files/918_22017.html
  4. 青空文庫(2005年5月6日作成、2007年9月1日修正)(底本:「海野十三全集 第5巻 浮かぶ飛行島」三一書房、1989(平成元)年4月15日第1版第1刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/000160/files/3521_18464.html
  5. 青空文庫(2000年10月3日公開、2003年10月30日修正)(底本:「寺田寅彦随筆集 第二巻」小宮豊隆編、岩波文庫、岩波書店、1997(平成9)年5月6日第70刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/000042/files/2346_13810.html
  6. 青空文庫(2002年5月14日作成、2012年9月14日修正)(底本:「与謝野晶子評論集」岩波文庫、岩波書店、1994(平成6年)年6月6日10刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/000885/files/3645_6548.html
  7. 青空文庫(2003年2月17日作成)(底本:「宮本百合子全集 第十一巻」新日本出版社、1986(昭和61)年3月20日第5刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/000311/files/2797_8839.html