nyanja

Nyanja も参照。

キクユ語

語源

マサイ語 enyancha〈瓢箪製容器の一種〉と関連があると思われる。

発音^(?)

• IPA: /ɲa^ɲdʑa/

Armstrong (1940:49) では ɲaanja として、2音節かつ孤立形で「低高」という声調を帯びる語 mwaki〈建設作業員〉、cuka、mũigua、mbura、nderi、ndua、ngĩma、ngoro、ngoru、nguru、njora、njũkĩ、nyaga と共に並べられているが、この中では cuka と nyanja のみ声調クラスの分類が曖昧となっている（残りは全てmboriクラス）。Benson (1964) では声調クラスの分類は「クラス5」で、他に同クラスの2音節語幹語には kĩrungu、njege、kĩenyũ などがある。

• 〔キアンブ方言〕

• 〔リムル方言〕湯川 (1981) では mũcura、mwera、rĩera、gĩathĩ、ndira、buubu、thani、kagogo、mũbira、kĩĩgamba、kĩĩhindiĩ などと同じ「高低II型」アクセントの名詞と分類されている。

名詞

nyanja クラス9/10（複数: nyanja）（指小形: kanyanja）

1. 酒を貯めておくための、大きく細い首をした瓢箪製の容器。粥（ũcũrũ）を発酵させるために用いられる場合もある。

ことわざ

• nyanja ĩmwe ndĩtĩ(ĩ)ragia itega

参照

• （中に入れるものが共通する瓢箪製品）ndua, gĩtete, gĩtumbĩ
• （その他の目的で用いられる瓢箪製品）kĩihũri, gĩitĩrĩra, kĩmanguru, mbũthũ, kĩnya, kanya, gĩthuga, kiuga, koiga
• （植物）rũũngũ