あまる
日本語編集
発音編集
東京式アクセント編集
- あ↗ま↘る
京阪式アクセント編集
- ↗あまる
動詞編集
あまる【余る】
- 残る。余分が出る。
- 程度がある数値以上になる。
- 数十間真直に聳えた幹の根元は、それ全体が瘤のように円く膨らんで、十尋に余るほどの大きさだった。(豊島与志雄「楠の話」)
- 能力や受容などの限度をこえる。
- 手に余る。身に余る。目に余る。力に余る。
- (数学) 整数レベルの割り算で割り切れないで残りが出る。
活用編集
ラ行五段活用 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
語幹 | 未然形 | 連用形 | 終止形 | 連体形 | 仮定形 | 命令形 |
あま | ら ろ |
り っ |
る | る | れ | れ |
意味 | 語形 | 結合 |
---|---|---|
否定 | あまらない | 未然形 + ない |
意志・勧誘 | あまろう | 未然形音便 + う |
丁寧 | あまります | 連用形 + ます |
過去・完了・状態 | あまった | 連用形音便 + た |
言い切り | あまる | 終止形のみ |
名詞化 | あまること | 連体形 + こと |
仮定条件 | あまれば | 仮定形 + ば |
命令 | あまれ | 命令形のみ |
関連語編集
古典日本語編集
発音編集
三拍動詞二類
平安時代編集
- あま↗る
南北朝時代編集
- あ↘ま↗る
室町時代以降編集
- あ↘まる
動詞編集
あまる【余る】
ラ行四段活用 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
語幹 | 未然形 | 連用形 | 終止形 | 連体形 | 已然形 | 命令形 |
あま | ら | り | る | る | れ | れ |
関連語編集
- あます(他動詞)