うめ

日本語

名詞:植物

冬至梅の花

うめ【梅/梅、楳】

1. バラ科 ^(wp)サクラ属の落葉高木 Prunus mume、またはその果実、あるいは花のこと。中国、長江流域を原産とする。花を観賞するほか、果実を梅干しや梅酒にする。平安時代以前は花と言えば梅を指し、平安以降は桜を指す。 (花は春の季語、実は夏の季語)
2. 寿司等、日本の風習において一番下の等級を示す。間接的な表現であり、雅やか、風流なニュアンスを生む。高い順に松（まつ）、竹（たけ）、梅と当てる。それぞれ特上、上、並、あるいは S, A, B に相当。

語源

• 漢字「梅」の唐代の音muəiの音写「ムメ」からとの説あり。

発音

• (東京式) うめ [ùmé] (平板型 – [0])
• IPA^(?): [ɯ̟ᵝme̞]
• (京阪式) うめ

熟語

• うめぼし
• 梅酒

翻訳

バラ科の落葉高木

• 英語: plum, Japanese apricot, ume
• 中国語: 梅/梅

動詞

うめ

1. 「うめる（埋める）」の未然形、連用形。
2. 「うむ（生む、膿む、膿む、など）」の仮定形、命令形。

名詞:連用形名詞化

うめ【埋め】

1. うめること。

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古典日本語

異表記・別形

• むめ

発音

二拍名詞一類^(?)

• (平安時代)うめ
• (南北朝時代)うめ
• (室町時代)うめ
• (江戸時代)うめ

名詞

うめ【梅】

1. (木) うめ。
2. (衣類) 襲の色目の名。表は濃い紅、裏は紅梅色または表は白、裏は蘇芳。