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日本語
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動詞
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しける
曇る
。
天
(
ひ
)
陰
(
しけ
)
て
雨氷
(
ひさめ
ふ
)
る(『
w:日本書紀
神武即位前』訓は室町期)
【当て字「
時化
(
しけ
)
る」】
海
が
荒れる
。
バスで、夕方の五時頃、
安房
へ戻つて來た。途中幾度か雨にあつた。海はかなり
しけて
來た樣子だ。三百五十トンの橘丸が明日は來るだらうといふのだが、この
しけ
では船は來さうにも思へない。(
w:林芙美子
『屋久島紀行』)
(時化で船待ちの漁師のように)
手持ち無沙汰
の様子である。
金回り
が
悪く
なる。他人が自分に対して金を惜しむ。気前が悪い。景気が悪い。
気持ち
が
落ち込む
。
【当て字「
湿
気
る」、「
湿
ける」 ゆれ:
しっける
】
しめりけ
を
帯びる
。
読みさした所に
象牙
を薄く削った紙
小刀
(
ナイフ
)
が挟んである。巻に余って長く外へ食み出した所だけは細かい汗をかいている。指の
尖
で触ると、ぬらりとあやしい字が出来る。「こう
湿気
(
しけ
)
てはたまらん」と眉をひそめる。女も「
じめじめ
する事」と片手に
袂
の先を握って見て、「香でも焚きましょか」と立つ。(
夏目漱石
『一夜』)
(「しけている」など状態の語にして)
つまらない
。楽しくない。
このやうな條件のところへ、「ギヨーツ」だの「しけてンのさ」だの、いろんな、
アプレ
語が輸入されてきたら、一體、このカクテルはどんな味のものになるのか。文部省の努めてゐる標準語への整調などは、夢みたいな話である。(
吉川英治
『折々の記』)
活用
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活用と結合例
し-ける 動詞活用表
(
日本語の活用
)
カ行下一段活用
語幹
未然形
連用形
終止形
連体形
仮定形
命令形
し
け
け
ける
ける
けれ
けろ
けよ
各活用形の基礎的な結合例
意味
語形
結合
否定
しけない
未然形 +
ない
意志・勧誘
しけよう
未然形 +
よう
丁寧
しけます
連用形 +
ます
過去・完了・状態
しけた
連用形 +
た
言い切り
しける
終止形のみ
名詞化
しけること
連体形 +
こと
仮定条件
しければ
仮定形 +
ば
命令
しけろ
しけよ
命令形のみ
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