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なきむし
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目次
1
日本語
1.1
名詞:泣虫
1.1.1
発音
(?)
1.1.2
類義語
1.1.3
翻訳
1.2
名詞:鳴虫
2
注釈
日本語
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名詞:泣虫
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なきむし
【
泣き虫
】
感情
が傷つき易く、
泣き
易い人。その
性質
。
尤
(
もっと
)
も僕は
気の毒
にも
度
(
たびたび
)
大島を
泣か
せては、
泣虫
泣虫
と
からかひ
しものなり。 (
芥川龍之介
『学校友だち』)〔1925年〕
それで、
心配
した近所の人たちが相談して、必ず、
泣き虫
が
なほる
「荒熊病院」へ
入院
させました。 (
村山籌子
『泣き虫の小ぐまさん』)〔1927年〕
芝居
や
映画
などで、いつも私のことを
泣き虫
だと笑っていた彼だ。
嘗て
涙
を見せたことのない彼だ。 (
豊島与志雄
『死ね!』)〔1934年〕
発音
(
?
)
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東京アクセント
な↗きむ↘し
な↗きむし↘
類義語
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泣き味噌
泣きべそ
泣き面
翻訳
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泣き易い人。
英語:
crybaby
(en)
エスペラント:
ploremulo
(eo)
ギリシア語:
[[|]]
(el)
中性
グルジア語 :
[[|]]
(ka)
ゴート語:
[[|]]
(got)
男性
ドイツ語:
[[|]]
(de)
男性
フランス語:
pleurnichard
(fr)
男性
朝鮮語:
[[|]]
(ko)
スウェーデン語:
[Term?]
tpos
男性
名詞:鳴虫
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なきむし
【
鳴
(き)
虫
】
よい
声
で鳴く
昆虫
鳴き虫
を
つれ
て行くとや大天狗 (
小林一茶
)〔1824年〕
今は
明治
の
明らか
さ、夜とて暗からぬ
光
の
もと
に、
足元
の
用心
とても
鳴き虫
の、昼の
あつさ
に堪へ兼ねて、草の根を
掘り
隠れ住む、 (
北村透谷
『富士山遊びの記憶』)〔1885年〕
[1]
春夏
と並んで、
候鳥
の「
民間
伝承
の
歌
」に似たものは、秋の
鳴き虫
の
誹諧
である。 (
折口信夫
『俳諧歌の研究』)〔1934年〕
[2]
注釈
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↑
『現代日本文学大系 6巻 北村透谷山路愛山集』、200ページ所収
↑
昭和9年5月、『続俳句講座』第3巻「特殊研究篇」初出、『折口信夫全集』13巻213ページ所収