回归 および 回歸 も参照。

日本語

編集
この単語の漢字
かい
第二学年

第二学年
音読み 音読み

発音(?)

編集
か↘いき

名詞

編集

(かいき)

  1. ある状態場所から、別の状態場所を経て、の状態や場所に戻ること。
    • 何をもっても、地方での定住、そして地方への人の回帰、そういうことを進める上では雇用が必要であります。(簗和生、第189回国会予算委員会)〔2015年〕[1]
  2. (統計学) ある統計データと別の統計データの関係を調べるために、ある量の期待値を別の量の関数として表すこと。を成している変数 xy のデータが与えられたときに、x を一定とみなしたときの y の期待値を、x の関数として表すこと。
    • これは市場取引価格、農家販売価格、それぞれ過去データがございますので、その回帰をとって計算するということでございます。(農林水産省、食料・農業・農村政策審議会畜産部会)〔2016年〕[2]

類義語

編集

複合語・派生語

編集

関連語

編集

翻訳

編集

(語義1)

(語義2)

動詞

編集

回帰 する(かいき する)

  1. (自動詞)ある状態場所から、別の状態場所を経て、の状態や場所に戻る
    • 浮気っぽい私のことで、浮気は人並以上にやるだろうが、私が私の家へ回帰する道を見失うことは決してあり得ない。(坂口安吾「安吾人生案内」)〔1951年〕[3]
  2. (他動詞)(統計学)ある統計データと別の統計データの関係を調べるために、ある量の期待値を別の量の関数として表す。
    • […]いずれも上が窒素、下がりんと、それぞれの指標との関係を示しております。いずれも直線で回帰したものです。(環境省、中央環境審議会水環境部会総量規制専門委員会)〔2016年〕[4]

  1. 「第189回国会 予算委員会第二分科会 第1号(平成27年3月10日(火曜日)) 」衆議院ホームページ http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_kaigirokua.nsf/html/kaigirokua/003218920150310001.htm 2019年6月6日参照。
  2. 『食料・農業・農村政策審議会畜産部会平成28年度第2回部会議事録』(農林水産省ホームページ) http://www.maff.go.jp/j/council/seisaku/tikusan/bukai/170327.html 2019年6月6日参照。
  3. 青空文庫(2010年1月14日作成)(底本:「坂口安吾全集 11」筑摩書房、1998年12月20日初版第1刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/001095/files/45923_37869.html 2019年6月6日参照。
  4. 『中央環境審議会水環境部会 総量規制専門委員会(第1回)議事録』(環境省ホームページ) http://www.env.go.jp/council/09water/y097-01a.html 2019年6月6日参照。