尊顕 (そんげん)
- 位の高く名の顕れること[1]。出世して有名になること。
- 宛若、祠之其室。民多往祠。平原君往祠。其後子孫以尊顯。(『史記』巻28・封禅書)
- 宛若、之を其の室に祠る。民多く往きて祠る。平原君往きて祠る。其の後、子孫以て尊顕なり。
- 宛若(えんじゃく)は、これ(神霊)を自宅の部屋に祀ったところ、多くの人々が訪れて参拝した。(漢の武帝の外祖母である)平原君も参拝した。その後、彼女の子孫らは尊顕になった。
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
意味 |
語形 |
結合
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推量・意志 |
尊顕だろう |
未然形 + う
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過去・完了 |
尊顕だった |
連用形 + た
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否定形 |
尊顕でない |
連用形 + ない
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自動詞化 |
尊顕になる |
連用形 + なる
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言い切り |
尊顕だ |
終止形のみ
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名詞化 |
尊顕なこと |
連体形 + こと
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仮定条件 |
尊顕ならば |
仮定形 + ば
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様態 |
尊顕そうだ |
語幹 + そうだ
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