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往生
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目次
1
日本語
1.1
発音
1.2
名詞
1.2.1
派生語
1.3
動詞
1.3.1
活用
2
脚注
日本語
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この単語の
漢字
往
生
おう
第五学年
しょう > じょう
第一学年
音読み
フリー百科事典
ウィキペディア
に 「
往生
」の記事があります。
発音
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(
東京式
)
お
ーじょー
[óꜜòjòò]
(
頭高型
– [1])
[
1
]
IPA
(
?
)
:
[o̞ːʑo̞ː]
名詞
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往
生
(
おうじょう
)
(
仏教
)
輪廻転生
の
一環
として、
前世
の
因縁
を受けて、他の
世界
、特に
浄土
、さらに
狭義
には
極楽浄土
に生まれること。
善人なをもて
往生
をとぐ、
いはんや
悪人をや。(『
歎異抄
』
cf.
悪人正機
)
死ぬ
こと。
いくら猫でも
一旦
甕へ落ちて
往生
した以上は、そう安っぽく
復活
が出来る訳のものではない。(
夏目漱石
『吾輩は猫である』下篇自序)
災難
や
困難
にあって
身動き
が取れなくなること。
聞き分け
のない相手に当たり、
閉口
すること。
あいつには
往生
するわい。
気違い
でも家の中にじっとしとるんならええけれど、高い所へばっかし上りゃがって、まるで自分の気違いを
広告
しとるようなもんや。(
菊池寛
『屋上の狂人』)
抵抗
を
やめる
こと。
観念
すること。
覚悟
すること。
「
さあ
、
ありがたい
和尚
様がこれほどの長い
引導
を渡してやったのだから、もういい加減に
往生
しろ。どうだ」(
岡本綺堂
『半七捕物帳 三つの声』)
派生語
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往生経
往生際
往生講
往生講式
往生素懐
往生尽くめ
往生伝
往生人
往生場
往生要集
往生論註
極楽往生
捨身往生
諸行往生
即得往生
大往生
立往生
無理往生
本願往生
動詞
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活用
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活用と結合例
往生-する 動詞活用表
(
日本語の活用
)
サ行変格活用
語幹
未然形
連用形
終止形
連体形
仮定形
命令形
往生
し
せ
さ
し
する
する
すれ
しろ
せよ
各活用形の基礎的な結合例
意味
語形
結合
否定
往生しない
未然形 +
ない
否定(古風)
往生せず
未然形 +
ず
自発・受身
可能・尊敬
往生される
未然形 +
れる
丁寧
往生します
連用形 +
ます
過去・完了・状態
往生した
連用形 +
た
言い切り
往生する
終止形のみ
名詞化
往生すること
連体形 +
こと
仮定条件
往生すれば
仮定形 +
ば
命令
往生しろ
往生せよ
命令形のみ
脚注
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↑
『
大辞林
』
松村明
編、三省堂、2019年、第4版。
ISBN 4-385-13906-7