上代日本語

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10世紀以前の音韻
a i u e o
ア行 あ ア い イ う ウ え 𛀀 お オ
ヤ行 や ヤ — ゆ ユ 𛀁 エ よ ヨ
ワ行 わ ワ ゐ ヰ — ゑ ヱ を ヲ

発音

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名詞:柄

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𛀁【柄】

  1. 手で握って持つために器具に付けられた棒状のもの。

名詞:枝

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𛀁【枝】

  1. えだ。
    • あめ つち ほし そら
      やま かは みね たに
      くも きり むろ こけ
      ひと いぬ うへ すゑ
      ゆわ さる おふせよ
      えの𛀁を なれゐて(あめつちの詞)

名詞:江

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𛀁【江】

  1. (地形) 海岸部が陸地に入り組んだ地形。

名詞:兄

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𛀁 【兄】

  1. (家族) 同じ親から生まれた年上の男。

助動詞

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𛀁

  1. 助動詞「ゆ」の未然形、連用形。
    • ...か行けば人に厭(いと)は𛀁かく行けば人に憎ま𛀁...(山上憶良『世間の住り難きを哀しびたる歌一首、また序』より一部抜粋 万葉集)

活用表

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未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形 活用型
𛀁 𛀁 ゆ ゆる ゆれ ○ 下二段型



変体仮名

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  1. 変体仮名の江(/ye/)、ヤ行エ。ア行、ヤ行、ワ行のエの発音が合流した後には格助詞の「へ」と同じ意味として用いられるなどする。

文字情報

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文字コード

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  • Unicode
    • 16進: 1B001 𛀁
    • 10進: 110593 𛀁