eyaykopuntek
アイヌ語
編集カナ表記 エヤィコプンテㇰ/エヤイコプンテㇰ
発音
編集語源
編集e- (充当接頭辞)「~で」 + yay- (再帰接頭辞)「自分」 + ko (充当接頭辞)「~と」 + puntek「喜ぶ」
動詞
編集eyaykopuntek (他動詞, 2項動詞)
- ~を喜ぶ。
- エヤイコプンテㇰ ワ ハワㇱ パ ヤ カ アエラミㇱカリ ノ[4]
- eyaykopuntek wa hawas pa ya ka a=eramiskari no
- 喜びの声を上げる様子は他に見たこともないといったほどです。
- イタカンアワ・/イネアブクスン・/ヱヤイコブンテク・/シリヤカ・[6]
- itak=an awa / ineapkusun / eyaykopuntek / siri ya ka
- と言うと/なんとまあ/それを喜ぶ/のだろうか。
活用
編集関連語
編集- ekopuntek (エコプンテㇰ)「~のことで~を喜ぶ」
- epuntek (エプンテㇰ)「~で満足する」
- esikopuntekyar (エシコプンテㇰヤㇻ)「喜んでもらう」
- ewkoyaykopuntek (エゥコヤィコプンテㇰ)「みんなで喜ぶ」
- eyaykopuntekre (エヤィコプンテㇰレ)「~のことで~を喜ばす」
- kopuntek (コプンテㇰ)「~を褒める」
- uweyaykopuntek (ウヱヤィコプンテㇰ)「互いに喜ぶ」
参考文献
編集- ↑ 1.0 1.1 平賀さだも (1969), “10-3 ウエペケㇾ「ウラユシウンクㇽ」(ウラユシの人)”, 第2年次調査研究報告書2/3 (文化庁 アイヌ語の保存・継承に必要なアーカイブ化に関する調査研究事業), 2015年3月
- ↑ 黒川てしめ (1969), “24-2 ウエペケㇾ「アレヘ パㇱクㇽイワ」(カラス山という名)”, 第2年次調査研究報告書3/3 (文化庁 アイヌ語の保存・継承に必要なアーカイブ化に関する調査研究事業), 2015年3月
- ↑ 木村きみ (1969), “20-6 ウエペケㇾ「イエマカアトゥサレ メノコ」(もろ肌を脱いだ女)”, 第2年次調査研究報告書3/3 (文化庁 アイヌ語の保存・継承に必要なアーカイブ化に関する調査研究事業), 2015年3月
- ↑ 平目よし (1969), “18-4 ウエペケㇾ「ウッコッナイ アイヌ アネ」途中でテープ切れ(好色が元で死んだ男の話)”, 第2年次調査研究報告書3/3 (文化庁 アイヌ語の保存・継承に必要なアーカイブ化に関する調査研究事業), 2015年3月
- ↑ 貝澤とぅるしの (1969), “2-9 ウエペケㇾ「オンネ ニス」(古い臼)”, 第2年次調査研究報告書1/3 (文化庁 アイヌ語の保存・継承に必要なアーカイブ化に関する調査研究事業), 2015年3月
- ↑ 鍋沢元蔵 (1954), Nabesawa-3 yukar (2), in 中村裕; 遠藤志保, “鍋沢元蔵筆録ノート : 翻刻と訳注”, 国立民族学博物館所蔵 鍋沢元蔵ノートの研究, 2016-06-01, doi:10.15021/00006040
- ↑ 鍋澤ねぷき (1969), “15-15 ウエペケㇾ「ポン ウェン シサㇺ ウエペケㇾ」(若い貧乏な和人のお話)”, 第2年次調査研究報告書2/3 (文化庁 アイヌ語の保存・継承に必要なアーカイブ化に関する調査研究事業), 2015年3月
- ↑ 平賀さだも (1969), “10-1 ウエペケㇾ「オタサムン カムイ ヘカッタㇻ」(オタサㇺのカムイの子ども達)”, 第2年次調査研究報告書2/3 (文化庁 アイヌ語の保存・継承に必要なアーカイブ化に関する調査研究事業), 2015年3月
- ↑ 平賀さだも (1969), “8-8 パナンペペナンペ「アッケテㇰ ホプニ」(帆立貝、飛んだ)”, 第2年次調査研究報告書1/3 (文化庁 アイヌ語の保存・継承に必要なアーカイブ化に関する調査研究事業), 2015年3月
- ↑ 平目よし (1969), “19-5 ウエペケㇾ「ユペッ イㇼワㇰ ウコイキ」(湧別の兄弟げんか)”, 第2年次調査研究報告書3/3 (文化庁 アイヌ語の保存・継承に必要なアーカイブ化に関する調査研究事業), 2015年3月
- ↑ 貝澤とぅるしの (1969), “4-10 ウエペケㇾ「パㇱクㇽトノ ヤニ アコㇿ」(カラスの神 と危うく結婚するところだった)”, 第2年次調査研究報告書1/3 (文化庁 アイヌ語の保存・継承に必要なアーカイブ化に関する調査研究事業), 2015年3月