oka
アイヌ語
編集カナ表記 オカ
発音
編集名詞
編集oka (所属形 okake 又は okakehe) (位置名詞)
- (空間的に) ~の後ろ。~の後。
- ノテトㇰウンクル」/コロロクンデウ」/チブシケカダ」/ダモラウキレ」/ネイタパクノ」/マテキラブ」/オカノシバ」/アシリキンネ」/オマンベシウンクル」/コロロクンデウ」/チブシケカタ」/ダモラウキレ」/アトイザルンクル」/コンロクンデウ」/チブシケカタ」/ダモラウキレ」[2]
- (時間的に) ~の後。~の後。
- cituymanuwe / ne okake / e=aynumitpo / tumam so kasi / citumasnure / tono kusuri / ciramatkore / aynumitpo / tumam so kasi / cikonisipi / ne nankor_ na.[3]
- 悪いものを/遠くに払って/その後は/私ども人間の/体を/強くして/和人の薬に/魂を持たせ,/私ども人間の/体が/回復するように
対義語
編集- etok (エトㇰ)
動詞
編集oka
- okay の沙流方言形。
代名詞
編集oka 三人称複数。稀。北海道南部方言。
- 彼ら(自身)
関連語
編集沙流方言[6] | 十勝方言 | ライチシカ方言 | ||
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一人称 | 単数 | káni (カニ) | kuani (クアニ) | kuani (クアニ) |
複数[注 1] | cóka (チョカ) | ciokay (チオカィ) / ciutari (チウタリ) | anoka (アノカ) / anokayahcin (アノカヤㇵチㇴ) | |
二人称 | 単数[注 2] | eáni (エアニ) | eani (エアニ) | eani (エアニ) |
複数[注 2] | ecioká (エチオカ)[注 3] | eciokay (エチオカィ) / eciutari (エチウタリ) | ecioka (エチオカ) / eciokayahcin (エチオカヤㇵチㇴ) | |
三人称 | 単数 | sinúma (シヌマ) | anihi (アニヒ) | (なし) |
複数 | oká (オカ) | okay (オカィ) | (なし) | |
不定称 [注 4] | 単数 | asinúma (アシヌマ) | anokay (アノカィ) / anutari (アヌタリ) | (なし) |
複数 | aoká (アオカ) | (なし) |
注
編集参考文献
編集- ↑ 貝澤とぅるしの (1969), “2-4 ウエペケㇾ「アウナㇻペ イキモルラ」(おばに山へ連れられて)”, 第2年次調査研究報告書1/3 (文化庁 アイヌ語の保存・継承に必要なアーカイブ化に関する調査研究事業), 2015年3月
- ↑ 鍋沢元蔵 (1959), Nabesawa-5 yukar (3), in 中村裕; 遠藤志保, “鍋沢元蔵筆録ノート : 翻刻と訳注”, 国立民族学博物館所蔵 鍋沢元蔵ノートの研究, 2016-06-01, doi:10.15021/00006040
- ↑ 3.0 3.1 3.2 鍋沢元蔵 (1928), yukar-1, in 中村裕; 遠藤志保, “鍋沢元蔵筆録ノート : 翻刻と訳注”, 国立民族学博物館所蔵 鍋沢元蔵ノートの研究
- ↑ 鍋沢元蔵 (1959), yukar-3, in 中村裕; 遠藤志保, “鍋沢元蔵筆録ノート : 翻刻と訳注”, 国立民族学博物館所蔵 鍋沢元蔵ノートの研究, 2016-06-01, doi:10.15021/00006040
- ↑ 平目よし (1969), “19-5 ウエペケㇾ「ユペッ イㇼワㇰ ウコイキ」(湧別の兄弟げんか)”, 第2年次調査研究報告書3/3 (文化庁 アイヌ語の保存・継承に必要なアーカイブ化に関する調査研究事業), 2015年3月
- ↑ 田村 すヾ子 (1971). “アイヌ語沙流方言の人称代名詞”. 言語研究 1971 (59): 1–14. doi:10.11435/gengo1939.1971.59_1.
- ↑ Anna Bugaeva (2008). “Reported Discourse and Logophoricity in Southern Hokkaido Dialects of Ainu”. Gengo Kenkyū (133): 31-75.
出典
編集エスペラント
編集発音
編集形容詞
編集ok/a (複数 okaj, 単数対格 okan, 複数対格 okajn)
チェコ語
編集発音
編集名詞
編集oka 中性, 中性 複数