ウシ目

日本語

名詞

ウシ 目 （ウシもく）

1. 《分類学》　かつて哺乳綱^(wp)ローラシア獣上目^(wp)クジラ偶蹄目^(wp)の下位に分類されていた哺乳類の1目（一タクソン、一分類群^(wp)）。現在は、クジラ目と統合しクジラ偶蹄目となっている。
   • 学名：ordo Artiodactyla。英語名：order artiodactyl。標準和名^(wp)：ウシ目。旧標準和名：偶蹄目。一般表現：偶蹄類。
   • 詳しい系統分類は、「w:哺乳類#目レベルの分類」や「w:クジラ偶蹄目」の図表を参照のこと。

類義語

同義語ともいえる類義語

• 偶蹄目 ：原義や用法の背景こそ違うが、語が対象とする生物群は同じ。

類義語

• 偶蹄類 ：リンネ式^(wp)階級を用いない、通俗語形。

関連語

• 下位分類 - （1999年以前の）分類法による

• クジラ偶蹄目^(wp)

• ラクダ亜目

• ラクダ科（らくだ）^(wp)

• イノシシ亜目

• イノシシ科（いのしし）^(wp)
• ペッカリー科

• ウシ亜目

• マメジカ科
• ジャコウジカ科（麝香鹿）^(wp)
• シカ科
• キリン科
• プロングホーン科
• ウシ科

• カバ亜目

• カバ科^(wp)

• クジラ類

翻訳

「偶蹄目#翻訳」を参照のこと。文部科学省が「ウシ目」という名称を推奨しているたため、「偶蹄目」は過去の標準和名（異称）という扱いであったが、ほとんどの諸外国語名は学名の訳語であり（例外は日本語のほか、フィンランド語、ハンガリー語、ポーランド語、ベトナム語、ケチュア語、ナバホ語^(wp)など）、「偶蹄目」と対訳可能の関係にある。このようなことから、諸外国語への翻訳は「偶蹄目」で行うこととする。