漢字

字源

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  • 」の偏を省略して生まれた字[字源 1]。「」とは関係がない。詳細は枳#字源の項目を参照。仮借して「ただ」を意味する漢語{ /*ke/}に用いる。
 

 
小篆

流伝の古文字
説文
(漢)
《六書通》
(明)
  1. 鄔可晶 「上古漢語中本来是否存在語気詞“只”的問題的再検討——以出土文献所見辞例和字形為中心」 『出土文献与古文字研究』第6輯 復旦大学出土文献与古文字研究中心編、上海古籍出版社、2013年、408頁。
    裘錫圭 「斉量制補説」 『中国史研究』2019年第1期、8頁

意義

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  1. ただ、~ばかり、~だけ
  2. (日本)無料の。

日本語

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表外漢字

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名詞

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  1. ただ無料ロハ

副詞

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  1. ただ)その他のことに関わらず。

熟語

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成句

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中国語

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*

副詞

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zhǐ

  1. ただだけ

量詞

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zhī

  1. になった物の片方の数。
  2. 動物むしとりの数、
  3. ふねの数、
  4. はこ時計などの数。

熟語

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朝鮮語

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*

ベトナム語

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*

副詞

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  1. ただだけ

文字情報

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U+53EA, 只
CJK 統合漢字-53EA

[U+53E9]
CJK統合漢字
[U+53EB]
文字コード (文字集合規格)
-
  • KS X 1001: 0x717E
字典掲載
康熙字典 172ページ, 5文字目
諸橋大漢和辞典 (修訂第2版) 3239
新潮日本語漢字辞典 (2008) 1275
角川大字源 (1992) 1053
講談社新大字典 (1993) 1729
大漢語林 (1992) 1242
三星漢韓大辞典 (1988) 383ページ, 1文字目
漢語大字典 (1986-1989) 1巻, 570ページ, 3文字目