おきる【起きる・熾きる】
- (起きる)人や棒状のものなどが、伏せたりして横になっている状態から、縦になる。立体の最も長い軸が、重力の方向と平行あるいはそれに近い角度で位置する状態になる。起き上がる。
- (起きる)眠りから覚める。寝床から出る。
- (起きる)寝ない状態でいる。
- (起きる) (古用法) 気がつく。正気に戻る。
- (起きる)物事が生じる。発生する。おこる。
- ある原因によって物事が生じる。
- (熾きる)火の勢いが増す。炭に火がつく。
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
意味 | 語形 | 結合 |
否定 | おきない | 未然形 + ない |
意志・勧誘 | おきよう | 未然形 + よう |
丁寧 | おきます | 連用形 + ます |
過去・完了・状態 | おきた | 連用形 + た |
言い切り | おきる | 終止形のみ |
名詞化 | おきること | 連体形 + こと |
仮定条件 | おきれば | 仮定形 + ば |
命令 | おきろ おきよ | 命令形のみ |