日本語編集

動詞編集

かえす【歴史的仮名遣い:かへす

  • 原義:遠ざけ、もとにもどす。
  1. す/す】 人を元の場所戻す。来ていた人を去らせる。
    • とても、明日の巴里祭をあなたに面白くして奥さんの所へなんか帰さない工夫をしなければならないわ。(岡本かの子 『巴里祭』)
    1. す/す】(野球、ソフトボール)走者本塁を踏ませる。
  2. す/す】 物を元の場所状態戻す
  3. す/す】物、金銭その他の利益、時には損失を持ち主又は出元に戻す。
    • 恩を返す恩を仇で返す
    • 人間業では盗めそうもない物を盗んで、遅くとも三日以内には、元の持主に返すという不思議盗賊が、江戸中を疾風のごとく荒し廻りました。(野村胡堂 『銭形平次捕物控 大盗懺悔』)
    • 昨日私は、夢の中で借金し、夢の中で怪我をした。しかし朝になつて見れば、借金を返す義務もなく、負傷の跡方さへもないのである。(萩原朔太郎 『夢』)
  4. す】反対の状態にする。
  5. す】相手に何らかの反応をする。自分が受けたのと同様のことを相手に行う。
    • 質朴な島の住人が、フランス語で挨拶して見たら、相応な挨拶をフランス語で返すので、これは多分フランス人なんだろうと決め込んで、以来、多少の皮膚の色の曖昧さや、少し黒すぎる髪の毛の色には頓着しないふうであった。(久生十蘭 『ノンシャラン道中記 八人の小悪魔』)
  6. す】からひなを生じさせる。
  7. す】劣勢の側が点数や勝ち星を挙げる。
  8. す】元に戻る。
    • 寄せては返す波の音
  9. す】田畑を耕す。
  10. す】(動詞連用形について)もう一度行う。
  11. す】(動詞連用形について)自分がされたのと同じことを相手に対してする。

活用編集

かえ-す 動詞活用表日本語の活用
サ行五段活用
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 仮定形 命令形
かえ
各活用形の基礎的な結合例
意味 語形 結合
否定 かえさない 未然形 + ない
意志・勧誘 かえそう 未然形音便 +
丁寧 かえします 連用形 + ます
過去・完了・状態 かえした 連用形音便 +
言い切り かえす 終止形のみ
名詞化 かえすこと 連体形 + こと
仮定条件 かえせば 仮定形 +
命令 かえせ 命令形のみ

関連語編集

類義語編集

語義1

語義2

語義3

語義4

語義5

語義6

  • 孵化する(孵化させる)

対義語編集

語義1

翻訳編集

語義3

語義4

語義5

語義6