わななく

日本語

語源

古典日本語「わななく」

発音

• (東京式) わなな​く [wànánáꜜkù] (中高型 – [3])
• IPA^(?): [ɰᵝa̠na̠na̠kɯ̟ᵝ]
• (京阪式) わななく

動詞

わななく【戦慄く】

1. 寒さ・興奮・恐怖などのために体が小刻みに震える。

活用と結合例

わなな-く 動詞活用表（日本語の活用）

カ行五段活用
語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	仮定形	命令形
わなな	か こ	き い	く	く	け	け

各活用形の基礎的な結合例

意味	語形	結合
否定	わななかない	未然形 + ない
意志・勧誘	わななこう	未然形音便 + う
丁寧	わななきます	連用形 + ます
過去・完了・状態	わなないた	連用形音便 + た
言い切り	わななく	終止形のみ
名詞化	わななくこと	連体形 + こと
仮定条件	わななけば	仮定形 + ば
命令	わななけ	命令形のみ

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古典日本語

発音

四拍動詞一類^(?)

• 連体形

  (平安時代)わななく

  (南北朝時代)わななく

  (室町時代)わななく

  (江戸時代)わななく

動詞

わななく【戦慄く】

1. （寒さ・恐怖などのために）震（ふる）える。
2. （音や声が）震える。
3. ざわめく。騒（さわ）いで身（み）を揺（ゆ）する。
4. 髪（かみ）の毛（け）がほつれて乱（みだ）れる。

活用

わなな-く 動詞活用表（日本語の活用）

カ行四段活用
語幹	未然形	連用形	終止形	連体形	已然形	命令形
わなな	か	き	く	く	け	け

諸言語への影響

• 現代日本語: わななく