咸

漢字

咸

会意。「戌（武器）」+羨符「口（他の字と区別するための無意味な記号）」。「ころす」を意味する漢語｛咸 /*ɡrəəmʔ/｝を表す字。のち仮借して「みな」を意味する漢語｛咸 /*ɡrəəm/｝に用いる。^{[字源 1]}

金文	甲骨文字	金文	小篆	流伝の古文字

殷		西周	《説文》（漢）	《六書通》（明）

↑ 張世超、孫凌安、金国泰、馬如森『金文形義通解』中文出版社、1996年、177-179頁。
林志強等評注『《文源》評注』中国社会科学出版社、2017年、421頁。

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音	漢音: カン[カム] 呉音: ゲン[ゲム]
訓	訓読み: しげ、みな

ローマ字表記
- 普通話
  - ピンイン: xián (xian2)
  - ウェード式: hsien²
- 広東語
  - イェール式: haam4
- 閩南語
  - POJ: hâm
- 客家語
  - 白話字: hàm
- 呉語
  - ピンイン: yie1, ghae1

咸	U+54B8, 咸 CJK 統合漢字-54B8

文字コード (文字集合規格)
-	Unicode: U+54B8
日	JIS X 0213/0208: 1面50区89点 [第2水準] (`Shift_JIS=0x99F7`, `EUC-JP=0xD2F9`, `ISO-2022-JP=0x5279`) MJ文字図形: MJ008243
中	GB18030: `0xCFCC`
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