中古日本語「かぶる」 < 上代日本語「かがふる」
かぶる【被る、冠る】
- 頭や顔に付けて覆う。
- 液体・粉などを上から浴びる。
- 本来受けるいわれのない物事を身に受ける。
- 写真で、現像処理の失敗や露出過多などにより乾板・フィルムが曇る。
- ある物事が重複する。
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
意味 |
語形 |
結合
|
否定 |
かぶらない |
未然形 + ない
|
意志・勧誘 |
かぶろう |
未然形音便 + う
|
丁寧 |
かぶります |
連用形 + ます
|
過去・完了・状態 |
かぶった |
連用形音便 + た
|
言い切り |
かぶる |
終止形のみ
|
名詞化 |
かぶること |
連体形 + こと
|
仮定条件 |
かぶれば |
仮定形 + ば
|
命令 |
かぶれ |
命令形のみ
|
かぶる【齧る、噛る】
- かじる。
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
意味 |
語形 |
結合
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否定 |
かぶらない |
未然形 + ない
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意志・勧誘 |
かぶろう |
未然形音便 + う
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丁寧 |
かぶります |
連用形 + ます
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過去・完了・状態 |
かぶった |
連用形音便 + た
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言い切り |
かぶる |
終止形のみ
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名詞化 |
かぶること |
連体形 + こと
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仮定条件 |
かぶれば |
仮定形 + ば
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命令 |
かぶれ |
命令形のみ
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