古典日本語 さゆ から。
さえる【冴える・冱える】
- 寒さが厳しくなる。冬の季語。
- 光や音がくっきりと感じられる。
- 星などがはっきりと見える。
- 頭などの働きがはっきりする。
- (否定を伴い)ぱっとしない、面白くない、できがよくない。
- (否定を伴い)表情がすぐれない。
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
意味 |
語形 |
結合
|
否定 |
さえない |
未然形 + ない
|
意志・勧誘 |
さえよう |
未然形 + よう
|
丁寧 |
さえます |
連用形 + ます
|
過去・完了・状態 |
さえた |
連用形 + た
|
言い切り |
さえる |
終止形のみ
|
名詞化 |
さえること |
連体形 + こと
|
仮定条件 |
さえれば |
仮定形 + ば
|
命令 |
さえろ さえよ |
命令形のみ
|
古典日本語 さふ から。
さえる【障える】
- 妨げる、邪魔する、支える。
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
意味 |
語形 |
結合
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否定 |
さえない |
未然形 + ない
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意志・勧誘 |
さえよう |
未然形 + よう
|
丁寧 |
さえます |
連用形 + ます
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過去・完了・状態 |
さえた |
連用形 + た
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言い切り |
さえる |
終止形のみ
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名詞化 |
さえること |
連体形 + こと
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仮定条件 |
さえれば |
仮定形 + ば
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命令 |
さえろ さえよ |
命令形のみ
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