はくり も参照。

日本語 編集

名詞 編集

ぱくり(異表記:パクリパクり

  1. (俗語) をついて他人の商品や持ち物を盗むこと。
    • 私は、さっき金を払うときに、自分の買った本を、まとめて店に並べている本の上に置いた。そして、今度持ちあげるときに、余計に一冊取り上げたのである。私は、何かの本で、東京の不良少年が、パクリをするとき、それと同じ方法を用いることを読んでいた。私は、無意識のうちに、同じことをやったのだ。(菊池寛『半自叙伝』)〔1929年〕
  2. (俗語) 金銭手形騙しとること。
  3. (俗語) 作品製品盗作剽窃すること。またその結果できたもの。不正模倣品

発音 編集

語源 編集

ぱくる も参照。

類義語 編集

関連語 編集

派生語 編集

副詞 編集

ぱくり

 
パクリと口を開けたコイ
 
パクリと口を開けた雛鳥
(多く「と」を後置する)
  1. を大きく開けるさま。口を開けて飲み込もうとするさま。
  2. 割れ目などが大きく開いているさま。

発音 編集

類義語 編集

関連語 編集

動詞 編集

ぱくり

  1. ぱくる」の連用形。

参考文献 編集

  1. 今井久美雄『暮らしの韓国語単語8800 何から何まで言ってみる』、2005年、477ページ