もる【盛る】
- ものを積み上げて、山をつくる。
- 皿の上に食べ物をのせる。
- 入れる。まぜる。
- (数値等を)実際より多く偽る。体裁よく話を粉飾する。
- (写真などを)実物よりよく見えるよう加工する。化粧品を多く使って顔の印象を変える。
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
意味 | 語形 | 結合 |
否定 | もらない | 未然形 + ない |
意志・勧誘 | もろう | 未然形音便 + う |
丁寧 | もります | 連用形 + ます |
過去・完了・状態 | もった | 連用形音便 + た |
言い切り | もる | 終止形のみ |
名詞化 | もること | 連体形 + こと |
仮定条件 | もれば | 仮定形 + ば |
命令 | もれ | 命令形のみ |
もる【漏る】
- 液体が漏れる。
- 雨漏りする。
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
意味 | 語形 | 結合 |
否定 | もらない | 未然形 + ない |
意志・勧誘 | もろう | 未然形音便 + う |
丁寧 | もります | 連用形 + ます |
過去・完了・状態 | もった | 連用形音便 + た |
言い切り | もる | 終止形のみ |
名詞化 | もること | 連体形 + こと |
仮定条件 | もれば | 仮定形 + ば |
命令 | もれ | 命令形のみ |
もる【守る】
- 見守る。番をする。管理する。(律令制の)守護として守る。
- 我が門に 守る田を見れば 佐保の内の 秋萩すすき 思ほゆるかも(万葉集・巻10)
- 大切に世話をする。
- 気にかける。
- 人目守る 君がまにまに 我れさへに 早く起きつつ 裳の裾濡れぬ(万葉集・巻11)