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ことわり
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目次
1
日本語
1.1
語源
1.2
発音
1.3
名詞
1
1.4
名詞
2
1.5
動詞
2
古典日本語
2.1
語源
2.2
名詞
2.2.1
派生語
2.2.2
諸言語への影響
2.3
形容動詞
日本語
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語源
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古典日本語
「
ことわり
」 < 動詞「
ことわる
」の
連用形
の名詞化
発音
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(
東京式
)
こ
とわり
[kòtówárí]
(
平板型
– [0])
IPA
(
?
)
:
[ko̞to̞ɰᵝa̠ɾʲi]
(
京阪式
)
ことわり
名詞
1
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ことわり
【
理
】
道理
。
筋道
。
理屈
。
理由
。
訳
。
要因
。
名詞
2
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ことわり
【
断
る】
辞退
。
応諾
しないこと。
おことわり
すること。
断りを入れる
誤解
を避けるための事前の
説明
。
断りを記す
動詞
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ことわり
「
ことわる
」の連用形。
古典日本語
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語源
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動詞「
ことわる
」の
連用形
の名詞化
名詞
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ことわり
【
理
、
断
り】
道理
。
筋道
(
すじみち
)
。
理屈
。
沙羅双樹
の
花
の
色
、
盛者必衰
の
理
を
あらはす
(『
平家物語
』)
(
釈迦
入滅
の際に
枯れ
たという)沙羅双樹の花の色は、
栄華
を極めている者も
必ずや
衰亡
するという、ものの道理を表している。
理由
。
訳
(
わけ
)
。
眷属
の
悪鬼
悪神
恐るゝ
故
に、
神社
にて
、
殊に
先
を
追ふ
べき
理
あり
(
吉田兼好
『
徒然草
』196段)
神に付き従う悪鬼や悪神を恐れるからこそ、神社ではことさらに行列の
先払い
をしなければならない理由があるのだ。
拒絶
。
辞退
。
判断
。
派生語
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理過ぐ
、
理迫めて
、
理無し
諸言語への影響
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現代日本語:
ことわり
形容動詞
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ことわり
【理、断り】
当然
だ。
(副詞的に)
無論
。
言うまでもない
。
されど
、わが
得
たらむは
ことわり
、
人
の
許
なる
さへ
憎く
こそ
あれ(
清少納言
『
枕草子
』262段)
しかし、(失礼な手紙は)
自分
が
受け取っ
たものは
もちろん
のこと、
他者
の
所
に届いたものでさえ、
実に
気分
が
悪い
ものだ。
基本形
語幹
未然形
連用形
終止形
連体形
已然形
命令形
活用の種類
ことわりなり
ことわり
-なら
-なり
-なり
-なる
-なれ
-なれ
ナリ活用
-に