mũthuuri
mũthũũri も参照。
キクユ語
編集異表記・別形
編集語源
編集Hinde (1904) は英語 man (old) にあたるキクユ語「ジョゴウィニ方言」(Jogowini dialect)の訳語として muthuri(複数: athuri)を記録している[3]。
- IPA: /mòðùːɾìꜜ/
- Armstrong (1940) では mũndũ を始めとした huko、ndigiri、njagathi、rũĩ〈蜘蛛の巣〉などと同じ「moondoクラス」という声調クラスに分類されている[4]。Benson (1964) では声調クラスの分類は「クラス1」で、他に同クラスの2音節語幹語には gĩteke、ndaka、kĩama などがある。
- 〔キアンブ方言〕
- 〔カベテ方言〕Kagaya (1981:3,7,9) によると孤立形は [mòðùːɾì] で、後ろに nĩ がある場合は [móðúːɾí nè](< /mòðùːɾìꜜ né/)、前に nĩ がある場合は [né móðùːɾì]、前に ti がある場合は [tí móðúːɾíꜜ] となるなど、前後に他の語が存在するか、存在する場合はどのような種類の語であるかによってアクセントの変動が見られる[5]。
- 〔リムル方言〕湯川 (1981) では ini、ngo、mũri、igoti、mũromo、kũgũrũ、njogu、iburi、mũgeni、mũciĩ、irũa、mũndũ(複数: andũ)、mwaki〈火〉、mũgũrũki、ũgũrũki、ibabai、(rũ)nyondo、inooro、mũhooi、mũikari、mwario〈話し方〉、kĩonje、rũnyarĩrĩ、mũitĩrĩro、mwandĩko、hũnĩro、wandĩndĩ、rũraacio(複数: ndaacio)などと同じアクセントの型に分類されている[6]。
名詞
編集対義語
編集語義1:〈夫〉
語義2:〈男〉
語義3:〈成人男性〉
派生語
編集名詞句:
ことわざ:
関連語
編集名詞:
参照
編集語義1、2、3:
語義1:
脚注
編集- ↑ Barlow, A. Ruffell (1960). Studies in Kikuyu Grammar and Idiom, p. 234
- ↑ 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 "mũthuuri" in Benson, T.G. (1964). Kikuyu-English dictionary, p. 533. Oxford: Clarendon Press.
- ↑ Hinde, Hildegarde (1904). Vocabularies of the Kamba and Kikuyu languages of East Africa, pp. 38–39. Cambridge: Cambridge University Press.
- ↑ Armstrong, Lilias E. (1940). The Phonetic and Tonal Structure of Kikuyu. Rep. 1967. (Also in 2018 by Routledge).
- ↑ Kagaya, Ryohei (1981). "An Analysis of Tonal Classification of Noun in the Kabete Dialect of Kikuyu." In Journal of Asian and African Studies, No. 22.
- ↑ 6.0 6.1 湯川, 恭敏「キクユ語名詞アクセント試論――リムル方言について――」『アジア・アフリカ言語文化研究』第22巻、1981年、 75-123頁。
- ↑ 7.00 7.01 7.02 7.03 7.04 7.05 7.06 7.07 7.08 7.09 7.10 Mugu, Muturi Anthony (2014). Antonymy in Gĩkũyũ: a cognitive semantics approach.