きづく【気付く】
- 注意が向いて物の存在や状態・変化などを知る。
- 意識を取り戻す。正気に戻る。気が付く。
- 気絶シテ キツキマシテコサル(雨森芳洲『交隣須知』)
- 殴られて意識をなくし、気づくと縛られて目隠しをされていた。
- 現代語でこの語義となる場合は、「気づいたら」「気づくと」「気づいた時には」などの形をとる。
活用と結合例
各活用形の基礎的な結合例
意味 |
語形 |
結合
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否定 |
きづかない |
未然形 + ない
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意志・勧誘 |
きづこう |
未然形音便 + う
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丁寧 |
きづきます |
連用形 + ます
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過去・完了・状態 |
きづいた |
連用形音便 + た
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言い切り |
きづく |
終止形のみ
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名詞化 |
きづくこと |
連体形 + こと
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仮定条件 |
きづけば |
仮定形 + ば
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命令 |
きづけ |
命令形のみ
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語義1:
- 悟る・覚る
語義2:
- 我に復る