漢字

編集

字源

編集
  • 構形本義不明。字形から「」の頭部が「」であるとし、子供が口を開けて泣いている様で{)}の表語文字とする説がある[字源 1]
    • 「也/*laʔ/(「/*leʔ/」などのように/*LE/の音価も持つ)」と「/*ɬe/」は声が近い。
    • 女陰象形説文解字)。[1]象形藤堂)などの説もあるがいずれも根拠に乏しい。
金文 簡帛文字 小篆 流伝の古文字
春秋時代 戦国時代 説文
(漢)
《六書通》
(明)

<参考文献>

編集
  1. 黃德寬《説“也”》
    李家浩《釋老簋銘文中的“⿰氵⿸虍也”字——兼談“只”字的來源》→佐藤信弥『金文通解 虎簋蓋』PDF
    →布之道「汉字“也”字在表述什么意思?

意義

編集
  1. ~である
    • (日本)証書帳簿珠算などで金額の直後に付随する。――円也。
  2. (漢文) 助字

日本語

編集

表外漢字

編集

熟語

編集

中国語

編集

*

副詞

編集

熟語

編集

朝鮮語

編集

ベトナム語

編集

*

文字情報

編集
U+4E5F, &#20063;
CJK 統合漢字-4E5F

[U+4E5E]
CJK統合漢字
[U+4E60]
文字コード (文字集合規格)
-
  • KS X 1001: 0x6525
字典掲載
康熙字典 84ページ, 4文字目
諸橋大漢和辞典 (修訂第2版) 171
新潮日本語漢字辞典 (2008) 109
角川大字源 (1992) 68
講談社新大字典 (1993) 174
大漢語林 (1992) 94
三星漢韓大辞典 (1988) 170ページ, 4文字目
漢語大字典 (1986-1989) 1巻, 50ページ, 5文字目
  1. 許慎『説文解字』巻十二に「女陰也。象形」とあり、段玉裁『説文解字注』でも「此の篆は女陰を是れ本義とす。」とこの説を支持するが、篆書と甲骨文字の形態が異なるため根拠足り得ない。