日本語

編集
この単語の漢字
ちく
常用漢字
しょう
第一学年
音読み

語源

編集
  • サンスクリット तिर्यग्योनि (tiryagyoni) の訳。tiryac(元来はtiryañc)は「横の」を、yoniは「生まれ」を意味し、合わせて「横に動く生物」を意味する。「tiryac」のなまった形を音訳して「畜」、「yoni」を意訳して「生」としたものか[1]

発音

編集

名詞

編集

(ちくしょう)

  1. (ちくしょう) (仏教) 人間除く動物総称。仏教においては、生前不平が多く感謝の念を持たなかった者が転生した姿であり、苦しみが多く肉親をも残害する存在とされる。傍生横生
  2. (ちくしょう)「畜生」の

感動詞

編集

畜生

  1. (ちくしょう / ちきしょう)他者罵ったり、悔しがったりする際に発する語。「畜生め」の形で用いるほか、しばしば感動詞的に用いる。

関連語

編集

翻訳

編集

中国語

編集

名詞

編集

  1. chùshēng人間除く動物総称
  2. (蔑称, chùsheng) 野卑な人、野蛮人

脚注

編集
  1. 井ノ口泰淳「畜生」(『世界大百科事典』第9巻、平凡社、1985年、610頁)。