漢字編集

字源編集

  • 会意形声。「言」+音符「」、「侖」は、ひとまとめにするの意を有する「」と、竹簡を並べた「」の会意であり、さまざまな言説を集めるの意。

意義編集

(括弧内は『広韻』、外は『詩韻』に従う。)

去声願(慁)韻編集

  1. 筋道を立てて説明する。
  2. よしあしを説明する。
    • 將之道奈何?」((しゃう)ずるの道奈何いかん?)
      将軍を論じるうえでの要点はどうなのか?(『六韜』「論將第十九」)
  3. 筋道を立てて罪刑をきめる。
  4. 筋道を立てて説明された考え方。
  5. (仏教)三蔵の一つ「論蔵」。の註釈。(サンスクリット:upadeśaの訳語。)

平声元(魂)韻編集

  1. 論語

日本語編集

発音編集

名詞編集

  1. ロン適切順序に沿って筋道立てながら説明される考え。または、そのように考えを述べること。
    • われらの哲学は以上述べたとおり、子供の心を出発点とし、できるだけ言葉に捕とらえられぬように注意しながらを進めてゆくことを主張するが[…](丘浅次郎「我らの哲学」)〔1921年〕[1]
    • いや、そういう君のは、甚だしく定量性を欠かいている。(海野十三「海底都市」)〔1948年〕[2]
  2. (ロン 仏教)仏教の教説を解説した書物の総称。アビダルマの漢訳語。

上位語編集

語義2

同族語編集

語義2

連語・ことわざ編集

動詞編集

(文語)論ず/(口語)論じる

  1. ある事柄に関して言葉で説明する。
  2. 議論する。

接尾辞編集

  1. ロン)名詞に付けて、それを体系立てて論じたものを指す。
  2. ロン)名詞に付けて、それをすべきとする意見議論
    • 早期解散、首相交代など。

用法編集

(語義1.)接尾辞「」に対して、やや小さい範囲を取り扱ったものに使う。「○○学」の中に「□□論」や「△△論」があるという形で体系づけられる。

熟語編集

中国語編集

*

介詞編集

lùn

  1. (量詞の前に付いて)~で、~に応じて
  2. ~については

人名編集

Lùn

  1. 中国人ののひとつ。

熟語編集

朝鮮語編集

*

熟語編集

ベトナム語編集

*

名詞編集

  1. 論文

動詞編集

  1. 論じる

コード等編集

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  1. 青空文庫(2017年10月25日作成)(底本:「「進化と人生(下)」講談社学術文庫、講談社、1976年11月10日第1刷)https://www.aozora.gr.jp/cards/001474/files/57885_63064.html 2019年6月22日参照。
  2. 青空文庫(2001年7月17日公開、2006年7月24日修正)(底本:「海野十三全集 第13巻 少年探偵長」三一書房、1992年2月29日初版)https://www.aozora.gr.jp/cards/000160/files/2659_23879.html 2019年6月22日参照。