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あいのて
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目次
1
日本語
1.1
発音
1.2
名詞
2
脚注
日本語
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発音
編集
(
東京式
)
あ
いの
て
[àínóꜜtè]
(
中高型
– [3])
(
東京式
)
あ
いのて
[àínótéꜜ]
(
尾高型
– [4])
IPA
(
?
)
:
[a̠ino̞te̞]
名詞
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あいのて
【
合
(い)の手/
間
の手/
相
の手 歴史的仮名遣い:
あひのて
】
糸竹初心集
に記載される、
筝
及び
三絃
の曲名
[
1
]
。
三味線
の曲で歌と歌との間に奏でられる曲。
間奏
[
1
]
。(手はメロディーのこと。)
曲の調子に合わせて挟む、
拍手
や
掛け声
。はやしことば。
おきまり
の
会費
で
存分
愉
(
たの
)
しむ
肚
(
はら
)
の
不粋
な
客
を
相手
に、
息
の
つく
間
も
ない
ほど
弾か
され
歌わ
され、
浪花節
の
三味
から
声色
の
合の手
まで
勤め
て
くたくた
になっている
ところ
を
安来節
を
踊ら
された。(
織田作之助
『
夫婦善哉
』)
転じて、
会話
や
物事
の中で間の
つなぎ
となる
発言
や
動作
。
署長
と
警部
の
調査
報告
を、
平凡
な
顔
で
謹聴
して、
一句
も
洩
(
もら
)
さ
ず
頭に入れる
。
所々
で、
ハア
ハアと
謙遜
な
相の手
を
挟ん
だ。(
羽志主水
『
越後獅子
』)
彼
は
形式
通り
膳組
されている
膳
を
眺め
ながら
、
ビール
の
合の手
に
鍋
の
大根
の
ちり
を
喰べ
進ん
で
行っ
た。(
岡本かの子
『
食魔
』)
脚注
編集
↑
1.0
1.1
下中弥三郎
編『大辞典』
平凡社
、第1巻、1934年6月29日、紙面44ページ、デジタル31ページ、全国書誌番号:
67012501
、国立国会図書館デジタルライブラリー pid
1873251/31