チリ も参照。

日本語編集

名詞:塵編集

ちり

  1. 粉末状の土砂などの飛び散ったもの。ほこり[1]
  2. ごみあくた[1]
  3. よごれけがれ[1]。また、汚点
  4. (仏教) 仏家において、世俗人事を厭いていう語[1]俗塵
  5. 極めてわずかな物事[1]いささかつゆつゆほど[1]
  6. さわぎみだれ[1]
  7. 値打ちないもの。取るに足りないもの[1]
  8. 先人のなした業績遺業[1]
  9. 残り物お流れ[1]
  10. 真艫まとも後端飾りとして付ける。「千里」「知利」に作る[1]

語源編集

散り」と同源[1]

発音編集

関連語編集

複合語編集
成句編集

翻訳編集

名詞:ちり編集

ちり

  1. 刀剣名所などころ刀身との[2]
  2. (音楽) 三味線口符三の糸押さえ弾き、またすくう。「チ」は三を押さえる音、「リ」はすくう音[2]
  3. (料理) 鍋料理一種魚肉野菜豆腐などを二杯酢三杯酢醤油などをつけ食べる[2]鯛ちり鱈ちり河豚ちり鉄ちり)などがある。ちり鍋

発音編集

名詞:散り編集

ちりり】

  1. 散ること。また、散るもの。
  2. (建築) 二つ不揃いであるとき、その突出し、あるいは引っ込んでいる部分[2]
  3. 上製本で、表紙が中身の用紙に比べて幅広になっている部分。

語源編集

  1. 動詞散る」の連用形名詞化。

発音編集

動詞編集

ちりり】

  1. 動詞散る」の連用形

同音異義語編集

ちり


古典日本語編集

発音編集

二拍名詞一類(?)

名詞編集

ちり

  1. 塵。ほこりごみ
  2. (少しの)汚点欠点
  3. (仏教) 俗世間
  4. すこしの事。わずかな事。

脚注編集

  1. 1.00 1.01 1.02 1.03 1.04 1.05 1.06 1.07 1.08 1.09 1.10 1.11 下中弥三郎編『大辞典』 平凡社、第18巻、1936年2月28日、紙面3ページ、デジタル7ページ、全国書誌番号:67012501、国立国会図書館デジタルライブラリー pid 1873504/7
  2. 2.0 2.1 2.2 2.3 下中弥三郎編『大辞典』 平凡社、第18巻、1936年2月28日、紙面2ページ、デジタル7ページ、全国書誌番号:67012501、国立国会図書館デジタルライブラリー pid 1873504/7