はら

ばら および バラ も参照。

日本語

名詞:原

はら【原】

1. (地形) （草の生えた）広（ひろ）く平（たい）らな土地。

発音

• (東京式) は​ら [háꜜrà] (頭高型 – [1])
• IPA^(?): [ha̠ɾa̠]
• (京阪式) はら

類義語

• 野原（のはら）、原（はら）っぱ、平原、平野; 広（ひろ）場（ば）、草原（くさはら）、庭（にわ）、野（の）、グランド、グラウンド

対義語

• 山（やま）、谷（たに）

翻訳

平原

• イタリア語: campo
• 英語: field, plain
• スペイン語: campo ^(es) 男性
• ドイツ語: Feld 中性
• フランス語: champ 男性
• ポーランド語: pole ^(pl) 中性
• ポルトガル語: campo
• リトアニア語: laũkas ^(lt) 男性
• ロシア語: по́ле ^(ru) 中性 (póle)

名詞:腹・肚

はら【腹, 肚】

1. 胴の、胃や腸などがある部分。胴の、肋骨より脚（あし）（下肢、うしろあし）に近い部分のうち、背（せ）骨（ぼね）から肋骨の出る方向にある側の柔らかい部分。尻（しり）の反対側にあたる部分は、下（した）腹（ばら）と呼んで区別することがある。また特に胃、または胃腸。
   • 対義語: 背（せ）、
2. ものを人や動物の胴に見立てて腹にあたる部分。もののふくらんだ部分。
   • 対義語: 背（せ）、背（せ）中（なか）
3. 人の、ものを深（ふか）く考（かんが）えたり考（かんが）えをしまっておいたりする部分。また深い考え。心中。腹づもり。魂胆。
   • 腹を読む。
   • 腹芸
   • 南蛮寺を建てた原因はな、例の途方もない財産を、一所に集めるためだったのさ。集まったところでふんだくってやれ、つまりこういう腹だったのさ。（国枝史郎「剣侠受難」）
4. 度量。度胸。
   • 腹をくくる
   • 腹をすえる
5. 懐中。懐（ふところ）。財布。
   • 彼は腹が痛まない。（出費がない）
6. 【腹】定常波^(wp)で、最大限に振動している部分。
   • 対義語: 節（ふし）
7. 昆虫の主な体節のひとつ。胸の下にある。

発音

• (東京式) はら​ [hàráꜜ] (尾高型 – [2])
• IPA^(?): [ha̠ɾa̠]
• (京阪式) は​ら

類義語

• おなか、腹部;（内部）胃、腸

派生語

• 腹（はら）黒（ぐろ）い
• 熟語: 下（した）腹（ばら）、脇（わき）腹（ばら）、腹（はら）巻（まき）、腹（はら）癒（い）せ、中（ちゅう）っ腹（ぱら）、太（ふと）っ腹（ぱら）、はらわた、水（みず）腹（ばら）、粥（かゆ）腹（ばら）

翻訳

動物の胴の前の部分

• イタリア語: ventre, addome
• 英語: belly ^(en), abdomen ^(en);（内部）stomach ^(en), bowels ^(en)
• スペイン語: vientre, abdomen
• タイ語: ท้อง ^(th) (thɔ́ɔŋ)
• ドイツ語: Bauch 男性
• ビルマ語: ဝမ်း ^(my) (vamʻʺ), ဗိုက် ^(my) (buikʻ)
• フランス語: ventre 男性, abdomen
• ポーランド語: テンプレート:t+pl
• ポルトガル語: barriga 女性, abdômen 男性, ventre 男性
• モン語: ဗုၚ် ^(mnw) (buṅ), ဂၞဴ ^(mnw) (gnau)
• リトアニア語: pil̃vas ^(lt) 男性

定常波の部分

• 英語 antinode ^(en)

名詞:大角

はら【大角】

1. 大角（はらのふえ）の略。

動詞

はら

1. 「はる」の未然形。

接尾辞

はら

1. 数助詞。 魚（さかな）のたまご（卵巣）を数えるのに使う。

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沖縄語

名詞

はら

1. 側（がわ）。方面。

接尾辞

はら

1. 〜の側。〜の方。
2. 〜の親類。

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北奄美大島語

名詞

はら

1. （母親の）はら。

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古典日本語

発音

二拍名詞三類^(?)

• (平安時代)ふぁら
• (南北朝時代)ふぁ​ら
• (室町時代)ふぁ​ら
• (江戸時代)は​ら

名詞

はら【腹】

1. (解剖学) おなか。腹部。
2. 中程（なかほど）の部分。
3. その女性から生（う）まれたこと。また、その人。
4. 血筋（ちすじ）。
5. 気（き）持（も）ち。考（かんが）え。心中。